原告 奥田恭正

16年に高層マンション建設反対運動のリーダー・奥田さんが、現場監督に暴行したとして逮捕・起訴。18年、名古屋地裁で無罪確定。警察と業者が事件を計画したとして名古屋地裁に提訴。写真、指紋、DNAなど個人情報の抹消を求める。2022年1月、DNAデータなどの抹消を命じる判決。24年8月、名古屋高裁で個人情報の抹消を命じるとともに、会社と現場監督の責任について220万円の損害賠償を命じる判決。国は上告せず確定、会社等は上告。