原告 三輪唯夫、松島勢至、船田伸子、近藤ゆり子

2014年、風力発電施設計画の勉強会を開いた地元住民2人と平和活動家2人の個人情報が大垣警察署に収集され、中電の子会社に提供されていた事件。4人は、監視等は違憲として国賠と個人情報の抹消を請求。22年2月、岐阜地裁は個人情報を提供したのは違法と4人に各55万円支払うように県に賠償命令。情報収集の違法を認めなかったので控訴。県も控訴。

2024年10月2日、名古屋高裁は、個人情報の収集・保有・提供は違法とし県の責任を認め、個人情報抹消を命じ、4人全員の損害賠償を認める、一審を上回る勝訴判決。原告、県ともに上告しなかったため、判決が確定。

■経過

  • 2014年7月24日 朝日新聞1面スクープ記事により、事件発覚
  • 2016年12月21日 国賠訴訟、岐阜地裁に提訴
  • 2018年1月29日 個人情報抹消請求訴訟、岐阜地裁に追加提訴
  • 2022年2月21日 岐阜地裁、一部勝訴判決
  • 2024年9月13日 名古屋高裁、画期的勝利判決 10月2日、上告断念し確定

■連絡先

日本国民救援会岐阜県本部
500-8879 岐阜市徹明通7-13県教育会館404号
058-215-7515

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