東京・三鷹事件 第4次再審申立て
1949年に旧国鉄三鷹駅で無人電車が暴走し、6人が死亡した三鷹事件で、死刑が確定した竹内景助さんの孫にあたる男性(55歳)が2月4日、第4次再審請求を東京高裁に申し立てました。第3次再審は、請求人であった景助さんの長男・健一郎さんが亡くなったため、昨年10月に審理が打ち切られていました。今回申し立てたお孫さんは、健一郎さんの甥にあたります。
弁護団は第3次再審請求で、7回も変遷した「自白」には信用性がないことを示す供述心理学鑑定を提出。さらに、電車のパンタグラフの変形状態から、発進前に第2車両のパンタグラフが上昇していたことを示す鉄道技術士の意見書を提出し、「先頭車両にしか入っていない」とする「自白」内容と決定的に矛盾すると主張してきました。
第4次再審でも、これらを新証拠として提出し、第3次再審でおこなわれる予定だったパンタグラフに関する鉄道技術士の証人尋問を早期に実現するよう求めています。
野嶋真人主任弁護人は、「冤罪のご遺族がみな苦労されている中で、今回、孫の男性が決断されたことは本当にありがたく、ぜひとも良い結論を出したいと強く思っている」と語りました。
「三鷹事件の真相を究明し、語り継ぐ会」は、再審申立て報告会を今春にも開催する予定です。


