日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

日本国民救援会WEBサイト

宮城・仙台北陵クリニック筋弛緩剤冤罪事件で、最高裁が再審請求を棄却(2019年11月13日)  

 仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件の再審請求特別抗告審において、最高裁判所第三小法廷(林景一裁判長)は、守大助さんの特別抗告を棄却する不当決定をおこないました。決定は11月13日付けで、裁判官全員一致の意見です。
 事件は、守さんを有罪とする直接証拠はなく、客観的裏付けのない大阪科捜研の「鑑定」と、患者を診てもいない東北大医学部・橋本保彦教授の法廷「証言」を根拠に有罪とされたものです。再審請求審で、これら有罪の根拠を弾劾する新証拠を提出しましたが、最高裁は新証拠についてなんら言及することなく、「刑訴法433条の抗告理由に当たらない」として守さんの訴えを退けました。
【抗議先】〒102-0092 東京都千代田区隼町4−2 最高裁判所第三小法廷 林景一裁判長
【激励先】〒264-0023 千葉県千葉市若葉区貝塚町192 守大助様 (千葉刑務所)

あいちトリエンナーレ2019への補助金不交付に抗議する声明について  

国民救援会は、10月4日、あいちトリエンナーレ2019企画展「表現の不自由展 その後」に対して文化庁が補助金を不交付としたことは政府が芸術や言論に圧力を加えたものだとして抗議する声明を発表しました。
file国際芸術祭・あいちトリエンナーレ2019に対して補助金不交付を行った政府の抑圧に抗議します

三鷹事件で東京高裁が再審棄却決定(2019年7月31日)  

東京高裁第4刑事部(後藤眞理子裁判長)は、三鷹事件の第二次再審請求について、7月31日、再審請求を棄却する決定を出しました。弁護団が提出した数々の新証拠について一切事実調べをすることなく、請求を退けました。国民救援会は同日、抗議声明を発表しました。
file東京・三鷹事件の再審請求棄却決定に対する抗議声明

大崎事件で最高裁が再審請求を棄却 2019年6月26日
原口アヤ子さんが再審開始の確定を求めていた鹿児島・大崎事件で、最高裁第一小法廷は、6月25日付けで地裁と高裁が認めた再審開始決定を取り消し、再審請求を棄却しました。決定は裁判官全員一致の意見。

決定は、検察の特別抗告は理由がないと棄却していながら、職権を発動して書面だけの審査をおこない、地裁、高裁が慎重に事実調べを行って出した再審開始決定を取り消したものです。生きているうちに冤罪の汚名を晴らしたいと願っていた原口アヤ子さんと家族の悲痛な訴えを打ち砕きました。国民救援会は6月28日付けで抗議声明を発表しました。

file大崎事件の再審請求を棄却した最高裁の不当決定に強く抗議する

※決定に関与した裁判官=裁判長裁判官・小池裕、裁判官・池上政幸、裁判官・木澤克之、裁判官・山口厚、裁判官・深山卓也

布川事件国賠訴訟で勝訴 偽証や証拠隠しの責任認め国と県に賠償命令(2019年5月27日)  

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 1967年に茨城県利根町で起きた強盗殺人事件の犯人とされ、2011年に再審無罪を勝ち取った布川事件の元被告・桜井昌司さんが誤判原因究明のために起こした国賠裁判で、5月27日、東京地裁(市原義孝裁判長)は、検察官の証拠隠しや警察官の自白強要や公判での偽証の責任を認め、国と県に連帯して7600万円の支払いを命じました。
 判決後の報告集会で桜井さんは、「正義は勝つと冤罪仲間たちに伝えられたことが本当にうれしい。冤罪の仲間がすべて救われるよう、皆さんからいただいた力を返していきたい」と述べました。
 なお国民救援会は5月28日、声明を発表しました。
file布川事件国賠訴訟判決に対する声明

裁判員裁判施行10年 国民救援会が改善要求(2019年5月20日)  

国民救援会は5月20日、裁判員裁判施行10年にあたり、制度についての改善要求を発表しました。全文はこちらをご覧ください。
file裁判員制度施行10年にあたっての国民救援会の改善要求

冤罪根絶一日行動(第二弾)を開催(2019年5月20日)  

国民救援会は、最高裁白鳥決定を記念した5月20日、都内で「冤罪根絶一日行動」にとりくみました。再審法改正をめざす市民の会結成集会の様子

【一日行動の概要】
1)最高裁に係属する4つの冤罪事件の再審・無罪を求める要請行動
2)衆議院と参議院の法務委員に再審制度の改善と裁判員制度の改善を求める要請
3)法務省に裁判員制度の改善を求める要請
4)再審法改正をめざす市民の会結成集会

国会議員要請には、11都府県から約50人が参加。衆参法務委員55人の国会事務所を訪ねて要請し、誤判救済という再審制度の理念にかなうものにするべく、法改正を求めました。最高裁には係属している4事件の再審・無罪を訴えました。
衆議院第二議員会館で開かれた「再審法改正をめざす市民の会」結成集会は、運営委員に選出された映画監督の周防正行さんや冤罪犠牲者の会共同代表の青木惠子さん、元裁判官で弁護士の木谷明さんなどが発言。郵便不正事件で無罪を勝ち取った元厚生労働事務次官の村木厚子さんもビデオメッセージを寄せました。会場は立ち見が出るほどの盛況となり、再審法改正に向けた市民の共同の運動がスタートしました。

熊本・松橋事件で無罪判決  

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 熊本地裁は3月28日、松橋事件について宮田浩喜さんに無罪の判決を出しました。
 宮田さんやご家族は、捜査機関の不当な行為によって長年にわたり人権侵害を受けてきました。検察や警察には反省を促すと同時に、法制度の改善が求められます。
 判決について国民救援会は声明(こちら)を発表しました。

長野・特養あずみの里「業務上過失致死」事件で不当判決  

  3月25日、長野地裁松本支部(野澤晃一裁判長)は、あずみの里「業務上過失致死」事件について、山口けさえさんに不当にも検察の求刑通り罰金20万円の有罪判決を出しました。事件は、特養老人ホーム「あずみの里」でおやつにドーナツを食べた入所女性が意識を失い、亡くなった女性の近くで別の入所者の介助を行っていた山口さんが「業務上過失致死」として起訴されていたものです。弁護団は、山口さんには法的に過失とされる行為はないとする事実を一つひとつ丁寧に確認し、主張を積み重ねてきていました。国民救援会は、山口さんの無罪を勝ちとるため、「無罪を勝ち取る会」、民医連と協力して支援を行ってきました。本件には、介護・福祉の未来がかかっているとして医療・福祉に携わる幅広い団体をはじめ、多くの団体・個人もから大きな支援が寄せられていました。
 全国のみなさんのこれまでのご支援に心から感謝するとともに、無罪を勝ちとるまでたたかいます。最後までご支援をお願いします。不当判決を出した裁判所に対して抗議の声を集中してください。
 国民救援会は27日、有罪判決に抗議する声明(こちら)を発表しました。

滋賀・湖東記念病院人工呼吸器事件で再審開始が確定(2019年3月18日)  

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 西山美香さんが裁判のやり直しを求めていた滋賀・湖東記念病院人工呼吸器事件で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は3月18日付で、検察の特別抗告を棄却する決定を出し、再審開始が確定しました。決定を受けて、国民救援会は声明(こちら)を出しました。写真は再審確定を受けて記者会見をする西山美香さん。

東京・乳腺外科医師冤罪事件 検察が控訴、闘いは高裁へ  

2019年3月6日

 入院患者の胸をなめたとして外科医師が起訴され、東京地裁で無罪判決となった乳腺外科医師事件で、3月5日に検察が判決を不服として控訴したことが分かりました。

 事件は、2016年5月10日、東京都足立区の柳原病院で右胸から乳腺腫瘍を摘出する手術を執刀した外科医師が、この手術の女性患者から「術後に左胸を舐めるなどのわいせつ行為をされた」と訴えられ起訴されたものです。東京地裁は、患者の訴えは、麻酔から覚醒する際に起きるせん妄による幻覚である可能性が高いことや、検察が有罪の根拠とした科捜研のDNAおよびアミラーゼの鑑定は、証明力が不十分だとして、2月20日に無罪判決を出していました。

 この間、検察の控訴断念を求める要請書が500団体以上、無罪判決の確定を望む各地の医師らが、各々の医療機関名を付記して発した控訴断念要請書が250通以上寄せられました。外科医師を守る会と国民救援会東京都本部、同足立支部、葛飾支部は、3度にわたってこれらの要請書を携えて東京地検に赴き、控訴せず無罪判決を確定させよと要請行動をおこなってきました。しかし、検察庁は「関係者以外の要請には応じない」と拒否。弁護団の弁護士が同行しても同様で、国民の声に耳を閉ざす頑なな態度を崩しませんでした。

東京・乳腺外科医師冤罪事件で無罪判決(2019年02月20日・東京地裁)  

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 乳腺腫瘍の摘出手術を執刀した外科医師が、術後に患者の胸を舐めるなどのわいせつ行為をおこなったとして起訴されていた事件で、東京地方裁判所刑事第3部(大川隆男裁判長)は、2月20日に判決公判を開き、外科医師に対して無罪を言い渡しました。
 外科医師を守る会、日本国民救援会東京都本部および中央本部は、無罪判決を確定させるため、検察に控訴させないよう要請しています。

日本国民救援会東京都本部および中央本部の声明はこちら
【声明】東京・乳腺外科医師冤罪事件 無罪判決を心より歓迎し、検察が控訴を断念することを求めます(2019年2月20日)

「選挙運動の権利を守る共同センター」が警察庁と中央選挙管理会に要請  

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 統一地方選挙にあたり、全国労働組合総連合(全労連)・自由法曹団・国民救援会で構成する「選挙運動の権利を守る共同センター」は、2月19日、警察庁と中央選挙管理会に要請を行いました。
 警察庁では、労働組合など要求実現のための宣伝行動は自由であるにもかからす、不当な干渉・妨害を受けており、国民の権利を保障することを求めました。
 中央選挙管理会では、有権者が十分な判断材料を受け取ることができるよう、国民の権利を表すること、かっ溌に選挙活動を行うことができるよう、啓もう活動をして欲しいと要請しました。
  警察庁への要請書はfileこちら   中央選管への要請書はfileこちら 

熊本・松橋事件 宮田さん再審無罪へ―3月28日判決  

1985年に起きた殺人事件の犯人とされた宮田浩喜さんの再審裁判が2月8日に熊本地裁で開かれました。検察側は有罪の立証をおこなわず、裁判は、即日結審。3月28日に判決が言い渡されることが決まり、無罪判決が出されることが確実な見通しとなりました。(2019-02-08)
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【お知らせ】あずみの里「業務過失致死」事件 3月25日に判決  

 2013年、特別養護老人ホーム「あずみの里」で、85歳の利用者が意識を失い、後に死亡した事件で、看護職員の山口さんが注視義務を怠ったとして起訴された事件で、3月25日、現在長野地裁松本支部で判決の言い渡しがおこなわれます。
 この間の審理で、山口さんには過失がなく、被害者の死因は脳や心臓疾患に起因するものであることが明らかになりました。各地の看護協会や老人介護協会など、幅広い団体からも支援が寄せられています。判決は午後1時30分に言い渡されます。

愛知・豊川幼児殺人事件 再審請求棄却の不当決定(名古屋高裁)  

豊川市内の幼児の誘拐、殺人事件の犯人として田邊雅樹さんが再審請求している豊川幼児殺人事件で、1月25日午前10時に名古屋高裁刑事第1部(山口裕之裁判長)は、弁護団が提出した新証拠をいっさい事実調べもせず、再審請求を棄却しました。(2019年1月25日)
声明はこちら→愛知・豊川幼児殺人事件 再審請求棄却の不当決定 2019年1月25日画像の説明

豊川幼児殺人事件】02年、豊川市内の幼児の誘拐、殺人事件で、田邉さんが起訴。一審無罪、二審で逆転有罪。最高裁で懲役17年が確定。大分刑務所。16年、名古屋高裁に再審申し立て。


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