日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

日本国民救援会WEBサイト

警察に新型コロナ感染者情報を提供―厚労省が関係部局に通達
国民救援会が文書撤回を求め要請2020/07/01

警察庁が厚労省に対し、コロナウイルス感染者の個人情報の提供を文書で求めこれに対して厚労省が各自治体や保健所などにこれに応じるよう通達を出していることが分かりました。これについて、個人情報保護やプライバシー侵害を防ぐための手立てが取られておらず、国民救援会として警察庁長官及び厚生労働大臣宛に文書の撤回を求める要請書を本日、送付しました。

【要請書】file新型コロナウイルス感染者の個人情報の提供を求める文書の撤回を求める
【資料】file警察庁および厚労省通達

兵庫・花田郵便局事件 再審・国賠ともに神戸地裁が不当決定(判決)(2020年6月16日)  

身に覚えのない強盗事件の犯人として6年間服役し出所した後、再審請求をしているナイジェリア人のジュリアスさん(仮名)が求めていた2つの裁判で神戸地裁は6月15日、16日に、いずれも請求を棄却するきわめて不当な判決、決定を行いました。

【国賠裁判】
7つの争点すべてについて、消滅時効として請求を棄却。(6日16日、神戸地裁第2民事部)

【再審請求裁判(差し戻し審)】
新証拠を認めず、証人の証言は信用できないとして再審請求を棄却。(6月15日付け、神戸地裁第1刑事部)

弁護団によると、国賠裁判は時効を理由に中身を検討せず棄却。再審裁判は、請求人の主張は新証拠ではない、また、証人尋問による証言は信用できないとして棄却したそうです。

ジュリアスさんと家族、弁護士、支援者は今後、大阪高裁に控訴(抗告)してたたかう方針です。

特養あずみの里事件が事件解説動画を作成(2020年5月20日)  

特養あずみの里事件の「無罪を勝ち取る会」が、事件の理解を広げるために、動画サイトyoutubeに事件解説の動画を掲載しました。図解やインタビューも交えて、初めての方にも分かりやすく仕立てています。ご覧いただくには下記画像の上の三角マークをクリックしてください。(画像右下の□マークをクリックすると画面いっぱいに大きく表示してご覧いただけます)

「特養あずみの里刑事裁判を知ってください。介護の未来がかかった裁判です!」

新型コロナ外出自粛 警察官の「声かけ」中止を警察庁に要請(2020年5月1日)  

 新型コロナウイルスの感染が広がり緊急事態宣言が出されているもとで、警察庁は、全国の都道府県警察などに対し、街頭を歩く人たちへの外出自粛要請の「声かけ」行為をおこなっています。国民救援会は、5月1日に警察庁に要請書を送り、中止を求めるよう要請しました。
 要請書は、「声かけ」行為は人権の制限を強制するものであり、警察官から市民へ、市民から警察官へと感染を広げるリスクを高めるものだと指摘。コロナウイルスの拡大に乗じた空き巣や詐欺などの犯罪を防止し、個人の生命、身体及び財産を保護する警察本来の責務を果たすべきと求めました。
 くわえて、外出自粛などのコロナ対策を実効性あるものとするには、警察の「声かけ」推進ではなく、政府が正確な状況を国民に知らせたうえで自粛の要性を丁寧に説明し、納得をしてもらうことと、事業者・勤労者等に自粛の協力をしてもらうために十分な補償策を講じることが不可欠だと指摘しました。
 要請書全文はこちらです。
file新型コロナウイルス対策における警察官の外出自粛要請の「声かけ」や職務質問についての要請

新型コロナ拡大の下での受刑者などの生命保護と面会制限の是正求め法務大臣へ要請(2020年4月27日)  

 国民救援会は4月27日、森まさこ法務大臣、大橋哲・法務省矯正局長及び法務省新型ウイルス感染症対策本部に対して要請書を送付し、新型コロナウイルス感染拡大の下で被告人、受刑者等の生命と健康の確保をすることと、家族や支援者の面会制限の是正処置を求めました。
 要請書の全文はこちらです。
file新型コロナウイルス感染拡大の下での被告人、受刑者等の生命と健康の確保及び基本的権利の保障(とりわけ家族、支援者の面会制限の是正処置)を求める要請書

集会延期のお知らせ
国内外で広がる新型コロナウイルスの感染症をめぐる現状を踏まえ、再審法改正をめざす市民の会が主催する下記の二つの集会が開催延期となります。
。慣遑尭(月)第2回院内学習会
■儀遑横案(水)「結成1周年記念市民集会」
今後の代替日程については、再審法改正をめざす市民の会のホームページをご確認ください。
https://www.rain-saishin.org/

湖東記念病院人工呼吸器事件 西山美香さんに再審無罪判決(2020年3月31日)  

画像の説明
 滋賀県の湖東記念病院で、人工呼吸器のチューブを外して入院患者を殺害したとして、殺人罪で懲役12年が確定し服役した元看護助手の西山美香さんの再審公判で3月31日、大津地裁(大西直樹裁判長)で判決があり、無罪判決が言い渡されました。
 判決で大西裁判長は、患者は致死性不整脈や他の原因で死亡した可能性があると指摘。また、西山さんの自白は大幅に変遷している上、医学的知見とも矛盾することから信用できないとしました。さらに自白は、西山さんが捜査官に抱いた恋愛感情を利用して作られたとして、任意性も認めませんでした。患者の死亡については、「何者かによって殺害されたという事件性すら証明されておらず、犯罪の証明がない」と結論づけました。
 判決言い渡しを受けた西山さんは、支援者から持ちきれないほどの花束を手渡され「皆さんのおかげで無罪判決をもらうことができました。弁護団、支援者の皆さんのおかげです。ありがとうございました」と述べ、涙をぬぐいました。
 国民救援会と西山美香さんを支える会は同日、声明を発表しました。
file湖東記念病院人工呼吸器事件の再審無罪判決にあたって
 

【声明】無法の上塗りにより三権分立を根底から崩す検察庁法の「改正」に抗議する(2020年3月21日)  

国民救援会は3月21日、現在国会で議論されている、検察庁法「改正」案(国家公務員法などの一部改正する法律案)に対して、抗議の声明を出しました。
file無法の上塗りにより三権分立を根底から崩す検察庁法の「改正」に抗議する

【声明】新型コロナウイルス対策を理由とした「緊急事態宣言」に反対する (2020年3月11日)  

日本国民救援会は3月11日、「新型コロナウイルス対策を理由とした『緊急事態宣言』に反対する」を発表しました。
file新型コロナウイルス対策を理由とした「緊急事態宣言」に反対する

栃木・今市事件 最高裁が上告棄却の不当決定  

 勝又拓哉さんが無期懲役の判決を受けて上告中の栃木・今市事件について、最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は、3月4日付で上告を棄却する決定をしました。裁判官全員一致の意見でした。国民救援会中央本部は勝又さんを守る会などと連名で抗議声明を発表しました。
file【声明・今市事件】最高裁判所の不当決定に強く抗議する

静岡・袴田事件 3月28日の全国集会の中止を決定
実行委員会は最高裁要請などを実施へ  

 国民救援会も参加する「袴田巖さんの再審無罪を求める実行委員会」は、3月28日に東京の青山学院大学で開催を予定していた「3・28全国集会」を延期することを決定しました。新型ウイルスによる健康被害を考慮したもので、新たな期日は未定です。
 一方で、年度末にかけての最高裁の動向に注意を向ける必要があるため、実行委員会として下記に行動に取り組むことを決めました。

■再審開始を求める最高裁要請行動
(1)3月27日(金)宣伝行動=正午から、要請行動=午後1時10分〜1時40分
(2)4月6日(月)午後2時30分〜3時 再審法改正をめざす市民の会が主催の第2回院内学習会(正午〜午後1時30分)終了後、2時30分から

このほか、3月10日に弁護団、袴田救援議員連盟有志、実行委員会参加団体の代表で、中央更生保護審査会に対し、袴田さんの恩赦を求める要請行動をおこないます。

第73回解放運動無名戦士合葬追悼会 1025人の合葬を決定(2020年2月19日)  

平和と民主主義、国民の暮らしを守る先人の活動を顕彰し、その遺志を継ぎご遺族を励ます解放運動無名戦士合葬追悼会の開催にあたり、2月17日、新合葬者審査会が開かれ、1025人の合葬を決定しました。

新型ウイルスの影響を考慮し、式典・墓前祭は開催をとりやめました  

 しかし、新型コロナウイルスの感染が広がり、収束の見通しがたたないもとで、参加される皆様の健康を第一に考え、式典と墓前祭を開催しないこととしました。銅板の作成、新合葬者のお名前や略歴をまとめた冊子「解放のいしずえ」の発行は予定通りおこないます(8月上旬)。

今市事件の全国現地調査を延期します (2020年2月25日)  

2月29日(土)〜3月1日(日)に予定していた栃木・今市事件の第2回全国現地調査について、主催する実行委員会が実施の延期を決定しました。
新型コロナウイルス感染症が国内に拡大している状況を受け、実行委員会は、参加者および関係者の健康と安全を第一に考慮し、やむなく実施の延期を判断しました。あらたな実施日程については、あらためて告知いたします。

法の解釈を捻じ曲げた高検検事長の定年延長に抗議します  

国民救援会は25日、安倍政権が行った東京高検・黒川検事長の定年延長強行について、「法の解釈を捻じ曲げた高検検事長の定年延長に抗議します」と題するfile抗議の書面を安倍首相及び森法相宛に送りました。

長野・あずみの里「業務上過失致死」事件緊急抗議のお願い(2020年2月3日)  

弁護側の証拠・証人を却下!東京高裁に対し、抗議の電報及びはがきを集中してください

証拠を調べず、即日結審 高裁の暴挙に抗議 全国から公判再開の要請を  

 特養施設で利用者が亡くなったことで、看護職員の山口けさえさんが業務上過失致死罪に問われている長野・あずみの里「業務上過失致死」事件。1審の罰金20万円の不当判決に対し、控訴した東京高裁で控訴審第1回公判が1月30日におこなわれ、証拠調べなどおこなわないまま即日結審し、次回判決となりました。

画像の説明

 法廷で最初に主任弁護人の藤井篤弁護士が、長野地裁松本支部の有罪判決の誤りを説明。利用者の死因はおやつのドーナツを詰まらせた窒息による低酸素脳症と認定されていますが、弁護団は、おやつ時に脳梗塞を起こした病死の可能性が高いと主張してきました。(地裁判決後の)昨年8月2日に検察官が初めて開示した病院のカルテとCT画像などに基づき、専門家に鑑定を依頼したところ、脳梗塞であることが明らかとなっており、原審は事実誤認があると主張しました。
 また、山口さんは利用者のおやつの形態変更(ドーナツ等からゼリー系へ)を知らなかったが、看護職員である山口さんは知らなくてはいけない立場にはなく、過失は考えられないこと、そもそもおやつの形態変更は利用者に窒息の恐れがあったからではなく、早食いから消化不良による嘔吐を防ぐためでした。利用者は嚥下障害もありません。それにもかかわらず、過失を認定したことは誤りであることなどを述べました。
 そして、弁護団は、死因を鑑定した3人の専門家の意見書、過失責任はないとする法学者の意見書を提出し、証人尋問の必要性を強調しました。
 しかし、大熊裁判長は「必要性なし」との検察意見を受け、一部だけを採用し、そのほかの証拠及び証人調べ申請をすべて却下しました。大熊裁判長は、死因が裁判の争点となっているにもかかわらず、医学の専門家でもないのに医学的な検証をおこなわずに判決を出そうとしているのです。
 弁護団は、3人の裁判官を忌避する申し立てをしましたが、裁判長は簡易却下。弁護団の異議申し立てに対しても、裁判を続行。結審することを宣言し、判決期日は後日指定するとして、閉廷しました。弁護団は却下に対し、準抗告を申し立てました。

「真実を見て」

 公判報告集会は約500人の参加者が集まり、木嶋日出夫弁護団長は、証拠の取り調べはおこなわないうえに、次回期日にいきなり判決とした東京高裁の不当な姿勢を、強く批判しました。山口さんは、「裁判官はどうして真実に目を向けず耳をふさぐのか。でも私はあきらめない」と訴えました。
 国民救援会中央本部の岸田郁事務局長が行動提起をし、最後まで署名で事件の真実を広げること、緊急の裁判所要請への参加を訴えました。
 この日、昼に約400人を超える支援者が東京高裁前に集まり、公判前集会をおこないました。全国から寄せられた無罪判決を求める署名は26万499人分に達したことが報告されました。

「証拠及び証人の採用を求める」旨の抗議電報(はがき)を下記の宛先まで送ってください。

<抗議電報送付先>〒100−8933 東京都千代田区霞が関1−1−4 東京高裁刑事第6部・大熊一之裁判長

文例:あずみの里事件で証拠・証人の不採用決定に抗議し、公判の再開と証拠・証人の採用を求める

滋賀・湖東記念病院人工呼吸器事件で再審公判はじまる(2020年2月3日)  

入廷する西山さんと弁護団

西山さん「私は殺していません」と陳述
 滋賀・湖東記念病院人工呼吸器事件の、第1回再審公判が2月3日、大津地方裁判所(大西直樹裁判長)で開かれました。満席の傍聴者が見守る中、裁判長から起訴状の認否を問われた西山美香さんは、「私は殺していません」ときっぱり述べ、無罪を訴えました。
 凛とした青空の下、大津地裁には44席の傍聴券を求めて国民救援会などの支援者、マスコミ関係者など約300人が並びました。法廷で検察側は、西山さんが「人工呼吸器を引き抜いて低酸素状態にいたらしめ、窒息死させた」「殺人罪」と確定審と同じ起訴状を朗読。さらに冒頭陳述では、有罪立証はしない、「裁判所の適切な判断を」と聞き取るのがやっとの小さな声で述べました。弁護側は、西山さんが人工呼吸器をはずした事実は存在しない、患者の死因は自然死で、事件は警察、検察がつくりあげた「空中楼閣」、西山さんは無罪と述べました。証拠とされた自白は、警察官に好意を抱いた西山さんを誘導したり脅迫したりして作ったもので、信用性も任意性もないと述べました。被告人質問では、西山さんが警察官の求める供述をすると、ハンバーガーやジュースなどの飲食を提供されたことも話し、違法な取り調べの事実も明らかになりました。
 

判決は3月31日に指定―無罪判決と違法捜査の断罪を求める要請ハガキにご協力を  

 裁判所から、判決を3月31日に言い渡すと指定がありました。無罪判決が出されるものと確信しています。国民救援会では、西山さんに虚偽の「自白」を強要した違法な取り調べ、無実を示す証拠を隠していた捜査機関の責任を明らかにする判決を大津地裁に求めて要請を続けています。下記の要請ハガキを使い、判決の日まで裁判所への要請を強めていただくようお願いします。

file西山美香さんの無罪判決および査機関の違法捜査と証拠隠しの断罪を求める要請書

 再審公判に向けた三者協議で弁護団は、捜査機関が確定審で未提出の証拠を開示するように強く求めてきました。弁護団の証拠開示請求の結果、驚くべきことに警察は西山美香さんが逮捕される以前に被害者の死因が痰詰まりによる可能性を示す鑑定医の捜査報告書を確定審で隠していたことが判明しました。西山さんを殺人罪で起訴する前提すら欠いていました。
 判決では、無罪判決によって西山さんの名誉と人権の回復に努めることに加えて、誤判の再発防止のために、無実を示す証拠を隠しながら違法な取り調べで虚偽自白を誘導した捜査と、自白を偏重した確定判決の誤りを究明することを強く求めています。要請ハガキにご協力をお願いします。


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